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TECROWD(テクラウド)のメリットとデメリット




皆さん、こんにちは。
ノビです。


米国FOMC(Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会))による利上げが進んでおり、それに伴い株価下落も進んでいます。


私が保有する株式の価値も日々下がり続けていますが、特に米国株の下がり具合が目立っています。


私は日本株、米国株、債権、リートなどに分散投資しているのですが、ほぼ全面的に下落中です。


唯一ノーダメージなのは、新興国不動産クラウドファンディングの TECROWD(テクラウド)のみとなっています。


テクラウドとは新興国不動産に投資ができるというTECRA(テクラ)株式会社が運営するクラウドファンディングで、私は昨年から投資をしています。


現在までに元本償還を1回と配当金を6回受け取っておりますので、実際に投資してみて私が感じたメリットとデメリットをランキングにしてみました。





目次

メリット ベスト5

1位 高い利回り

 公式ホームページでは年利約8.0%と案内されていますが、募集されるファンドごとに利回りは変わってきます。
私が投資している中で、高いものだとカザフスタンの不動産で年利10.5%でした。
もし日本のインフレ率が2%となった場合、利率0%の銀行に預けているだけだと現金の価値が2%下がることになりますので、インフレ率を超える利率で運用することが大事です。
さらに日本においては超高齢化社会で増税も続いていくとが想定されますので、これから経済が発展していく国へ投資して、インフレと増税に対応できるような高い利回りで運用できるメリットは大きいと考えています。




2位 日々の資産価値にふりまわされない

 株やリートは日々価格が変動しますが、テクラウドは一度投資したら資産価値の時価は変わりませんので気にする必要はありません。
私は日々の株価が乱高下していると、気になって仕事も手につかないということがあります。
テクラウドへの投資状況については、テクラウドのマイページでいつでも確認することができますが、日々の資産価値は変わりませんのでほとんど見ることはありません。




3位 リスクヘッジになる

 コロナショックなどの暴落時などでも、テクラウドへ投資した資産価値が上下することはありませんので、今後の〇〇ショック時のリスクヘッジになると思います。
高利回りのため、インフレヘッジにもなります。




4位 日本の建設会社が品質管理し、円建て運用

 テクラウドが取り扱っている物件は日本のテクラ社が施工を請負、または監修した物件となっています。
人や資材などの管理が難しいといわれる新興国ですが、日本の基準で管理されていますので安心感があります。
投資したファンドについては、定期的にファンドレポートが発行されますので、物件の進捗について確認することができます。
またテクラウドでは現地の金融機関と提携されており、投資家は為替変動リスクを考える必要がないシステムになっているため、投資する際は日本円で投資し、配当と元本も日本円で受け取ることができます。




5位 優先劣後構造による投資家保護

 テクラウドの対象不動産へはテクラ社と私たち一般の投資家が共同で投資を行っています。
テクラ社が劣後出資、投資家は優先出資になります。
もし対象不動産の価値が下落して損失が生じた場合は、まず劣後出資分から負担されますので投資家を優遇した態勢がとられています。




デメリット ベスト5

1位 まとまった投資金額が必要

 テクラウドへの投資は1口10万円からになります。
なんといっても1口10万円というのが私にとってはハードルが高いです。
預金残高に10万円入っていることがあまりないので、投資したい時に10万円持っていないことが多く高利回りなファンドが募集されても、ただ指をくわえて見ているだけということが何回かありました。
ファンドの募集が開始されると、目標とする募集金額に対する達成率をリアルタイムでチェックすることができます。




2位 投資したら償還まで返金できない

 一度投資したら原則として償還までは元本は返金されません。
その間に配当金は指定した銀行口座に入金されますが、元本の返金は設定された投資期間が終了してからになりますので、投資する場合は余裕資金だけにすることが大切です。
ファンドによって投資期間は異なりますが、3カ月〜2年半くらいです。




3位 配当金の振込手数料は投資家の負担

 テクラウドからは振込手数料が引かれて配当金が振り込まれます。
投資したファンドごとに口座を分けられていますので、例えば4つのファンドに投資している場合は4件の配当金が振り込まれることになり、4件分の振込手数料が引かれることになります。
利回りが同じファンドが2つある場合であれば、1つのファンドを1口づつ投資するよりも同じファンドを2口投資した方が振込手数料を抑えることができます。
振込手数料は受け取る銀行口座によって変わりますが、私の場合は楽天銀行を利用しており105円です。
5月にテクラウドから4件の配当金が振り込まれたのですが、ファンドごとに口座が分けられているため、それぞれのファンドごとに振込手数料がかかり合わせると420円(105円×4=420円)が引かれました。
ただし、テクラウドへの投資には株や投資信託のような購入手数料は取られませんので、振込手数料の負担はしかたがないかなと思っています。




4位 カントリーリスク

 日本においても台風や地震などの災害や近隣諸国との関係などのカントリーリスクはありますが、一般的に新興国のカントリーリスクは政治情勢や経済基盤の不安定さにより、先進国と比べて高いとされています。
その反面、新興国への投資は高い経済成長や高利回りが期待できますので、ハイリスクハイリターンな面があると思います。
テクラウドのセミナーに参加した時は投資対象国のカントリーリスクについて詳しく分析し説明されていました。
投資なのでリスク0とはいかないが、徹底した調査をしているためリスクは極めて低いとの説明でした。




5位 人気が高くすぐに完売になる

 テクラウドのファンドは募集があった時に基本は先着順で購入することになります。
数億円規模のファンドでも即日完売してしまうこともありましたので、完売により投資できない可能性があります。





このような分散投資先があるとリスクヘッジになりますので、株価暴落時には少しショックが和らげることができると考えています。


これからも引き続き、FIREを目指して行動していきたいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

よい1日をお過ごしください。 





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