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FIREのための日本株と米国株のバランス

皆さん、こんにちは。
ノビです。


FIREを目指すうえで日本株と米国株はどちらの方が有利なのか税制、メリット、リスクなどの違いを分析し、FIRE成功への道を探ってみたいと思います。


経済的自立および早期退職を目指すFIRE運動が世界的に注目される中、日本の投資家たちも自身の資産形成と退職計画について真剣に考え始めています。


特に長期的な投資リターンを目指すにあたり、日本株と米国株の選択は重要な課題のひとつです。私たち日本人にとってFIRE達成に向けた日本株と米国株のそれぞれの利点とデメリットを探求していきます。



税制について(日本株vs米国株)


日本株に投資する最大の魅力のひとつはその税制にあります。例えば、日本株は配当金については約20%の税率が適用されます。これに対して米国株の配当金は現地課税10%が加わるため合わせると約30%となり高い税率となります。


新NISAを活用することで、日本株と米国株は今後5年間で最大1,800万円を非課税で運用できますが、米国株は米国側の現地課税の10%は課税されます。日本株は新NISAの投資枠を超える部分からの配当金については、確定申告により配当控除の活用ができますので、米国株よりも税制上は有利といえます。


日本に住む投資家が米国株に投資する際には、この税制上のデメリットを考慮に入れる必要があります。米国株も日米による二重課税を避ける方法も存在しますが、それにはある程度の手続きや知識が求められます。



メリットについて(日本株vs米国株)


日本の株式市場には、国際競争力を持つ企業が多数存在するため、選択肢の幅広さと質の高さは長期投資において大きな利点になります。


日本に住む私たちとっては株主優待という独自の文化も魅力のひとつです。この制度を活用することで、キャッシュリターン以外の利益も享受することが可能です。例えば、お気に入りの企業からの商品やサービス利用券など、投資から得られる追加のメリットは大きいです。


米国株は、イノベーションの最前線に立つ企業に投資することができ、その成長性による高い投資リターンが期待できます。特にテクノロジー分野においては、アップルやアマゾンといった世界を牽引する企業への投資が可能です。


また、S&P500のような指数に投資することで、米国経済全体の成長に乗っかることもできます。米国株式市場は広範で深いため、投資の選択肢が豊富です。長期的な視野で見れば、過去の歴史からも米国株は高いリターンをもたらす可能性があります。


また、米国株への投資は、米ドル建てということもあり、為替リスクを取ることになりますが、ポートフォリオの国際分散を図ることができ、全体のリスクを分散する上でのメリットもあります。


日本株、米国株はそれぞれに甲乙つけがたいメリットがありますね。



リスクについて(日本株vs米国株)


日本株投資は、特に中小企業に焦点を当てた場合、株価の変動が大きくなる傾向があります。また、少子高齢化等による日本経済全体の成長率が低迷する可能性などのリスクも存在します。地政学的リスクや自然災害といった、日本特有のリスクも考慮する必要があります。したがって、リスク管理と分散投資を適切に行うことが重要です。


米国株は、世界最大の経済国である米国の企業に投資することで安定感が期待できます。また、テクノロジー株など高成長が期待されるセクターには高いリターンが期待できる一方で、バブル形成や急な市場の調整が発生するリスクもあります。そのため、全体のポートフォリオ内でのバランスを考慮しつつ、リスク管理に努めることが大切です。



まとめ(日本株vs米国株)


日本株は税制面のメリットや株主優待などの特典を享受できる反面、市場の成長可能性が限定的という側面があります。一方で、米国株は高い成長ポテンシャルとグローバルな分散投資が魅力ですが、為替リスクがあります。


結局のところ、FIRE達成に向けては、どちらか一方の市場に偏った投資をするのではなく、自身の投資戦略や資産状況に合わせて、日本株と米国株の両方を上手く組み合わせていくことが有効だと思います。


私の場合、以前は株主優待狙いで日本株オンリーでしたが、現在は日本株と米国株の割合は、1対4程度で米国株の割合を多くしています。サラリーマンとしての給料は円で入金されますので、米ドルで入金される米国株の割合を多くして為替リスクに対応できるようにしています。


新NISAが始まり日本株の爆上がりがすごいです。ビットコインも過去の最高値を更新して上がっています。この波に乗ってFIRE達成する人が続出しそうな気がしますが、私もリスクヘッジに気をつけながらも狙っていきたいです。


ここまで読んでくださりありがとうございました。


引き続き、目標とするFIREを目指して行動していきたいと思います。


よい1日をお過ごしください。




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